禁煙167日 幸福を運ぶ笑顔
なんて寒いのだろう。植物も人間も凍りつくような寒さだった。
今日はお昼過ぎに、私が通った東京衛生病院の禁煙教室から前々から頼まれていた、禁煙に関する取材の電話がかかってきた。フリージャーナリストで今度禁煙本を出すらしい。それで体験談を聞かせてほしいとのことだった。
まぁ、通り一遍のことを聞かれた。15分ぐらいで。禁煙して良かったことを挙げてみてください、だとか、最後に吸っていた銘柄は何か、とか…。その人はタバコを吸ったことがないらしく、タバコ代が浮いたのもよかったこと、なんて答えたら、笑われてしまった。でもこれって喫煙経験があれば禁煙してよかったことによく挙げられることなのに…。
禁煙をビジネスにするのは仕方ないとしても、タバコや禁煙のこと、もっと知った上でお話させてもらいたかった。たった15分で、私にとって大切な禁煙のことを語らせられ、禁煙体験談としてその本の一部となり、それが本になって店頭に並ぶ、というのはなんだか切なかった。ちょっと後味の悪い取材だったのだ。
気を取り直し、彼氏君とデートへ。下北沢の料理のおいしい飲み屋に行った。彼氏君と飲み屋に行くのは、4年近く付き合っていてなんと2回目。彼氏君は飲めるんだけれど、私が飲めないし、また飲んだら結構始末に悪いので、私と飲むのは、彼氏君も敬遠気味だった。でも、飲むというより、料理が本当においしいから、と言って彼氏君を誘い出した。
そうしたら、彼氏君のほうが飲んだにしても、彼氏君がべろんべろんになってしまって、なんと私はシラフに近い状態で彼氏君の介護をすることになった。私が強くなったというより、明らかに彼氏君、弱くなった。ここのところの疲れも影響しているのかもしれない。
でも彼氏君の酔っ払い方は、とにかく笑うことだった。つられて私もたくさん笑い、気分が爽快になった。あぁ、この人ってなんか一貫してるなぁ、と思った。シラフでも笑い、お酒を飲んでもさらに笑う。その彼氏君の笑顔は、私をいつも幸福にしてくれるんだよなぁ。
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