禁煙106日 捨てられないもの
今日は父の肺がん闘病記を更新した。
そういうことすると、またいろいろと思い出が蘇ってくるものだ。これは貯金箱。私の物心ついたときから家にあったような、古いものだ。うちの父も母も、ものを捨てられない性分なのだ。だからこまこましたものが家の中にたまっていく。私はそれに反発して、割と潔く捨てるタイプだ。
だから、このような貯金箱も、本来、とっくに捨ててあるべきで、私の部屋にはないはずのものである。これが捨てられないのは、父が最後の方に自分の部屋にたまたまあったこの貯金箱を私に手渡したからだ。この貯金箱には「わたしのこと忘れないで!」と書いてある。死期が迫っていることを本人も知っていたのだろう。ひとりきりになるのをとても嫌がったし、自分が全くなくなってしまうことを恐れていたと思う。死ぬのって思ったより怖いことだ。
そんな心境で私に手渡したものであることを分かっているから、この貯金箱は捨てられない。
ちなみにお金は入っていなかった…。
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コメント
ののさん、こんにちは!
もうこの貯金箱は家宝ですね。
ののさんが結婚して子供が出来ても
ず~っと受け継いで大切にしてくださいね!
いつまでも大切にして下さいね!
投稿 まめどん | 2004/12/28 15:01
またまた泣かされました。ののさんのやさしさはきっとお父さんにもつうじていることでしょう。闘病日記も拝読しました。このシリーズも胸がつまりますね。お父さん、58歳は少し短い生涯だったかもしれませんが、ののさんの中にずーと生きていますから。またつづきを読ませてください。
投稿 しげ | 2004/12/28 15:54
まめどんさん、ありがとうです
そう、これは私の嫁入り道具、墓場まで持っていくものなのかもしれません。
墓場にタバコじゃなくて、この貯金箱だけを持っていきたいものです。
投稿 のの | 2004/12/28 19:07
しげさん、私涙腺が弱いので…コメントありがとうです。
父のことを忘れていくのではなく、こうして記録に残して、誰かが読んでくださる、知ってくださる、とても幸せです。
ありがとうございます。
投稿 のの | 2004/12/28 19:11